根深いもの
小学校や中学校で、いじめや不登校などを傷つき体験をしていたけれど、高校はいわゆるフツーの高校にすすむ子どもも多い。
その選択には2パターンあって、
ひとつは、
親の無関心や経済事情などの理由より、じっくり子どもと向きあっていないまま、中学校の担任の言うがまま進路を決めた家庭の場合
もうひとつは、
親と子どもが一緒に悩み話し合い、自分の意思で本人が希望して全日制を選んだ家庭の場合。
どちらも一見、フツーの高校生。
でも大きな違いがある。
自分の意思で選択したということ。
選択するには、無意識や感覚かもしれないが、自問自答や取捨選択をしている。
大事なのはその行為の経験。
自分と向き合った経験。
なんとなく進学した子どもは、進学の次の過程、「就労」でつまづく。
自分が何がしたいのかが自分がわからない。考えるのがめんどくさい。行き当たりばったりだから不満だらけの人生になる。
10歳までの家庭環境、親の思考や習慣がその子に及ぼす影響は大きい。
子どもは1人では育たない。