camuna’s diary

自分らしい暮らし方、はたらき方について綴ってます

今日の朝ドラ「わろてんか」は主人公てんの父 遠藤憲一さんが亡くなったというお話。死に目に会えなかったてんは「おとうはんに会いたい」と。

 

思いだした。私の父の亡くなる時。

見守ってくれる人がいなくなった、あの時の喪失感。

 

 

私の父は8年前に肺気腫になり亡くなった。亡くなる前は喋ることさえも息絶え絶え。そんな中、お見舞いに行った私に、「お前んとこは、やっと落ち着いたな。もう大丈夫やな」と。

 

普段は何も進路のことや生活のことなど言わない父だった。子どものころは仕事に厳しい父だった。

 

うちは、ずっと夫が転職を繰り返し生活基盤が安定しなかった。やっと、次男が生まれ、夫は仕事を続け、実家の近くにマンションも買い、5年。

 

ようやく、安心してくれたんだと思う。

何も言わなかったけれど、心配してくれていた。

 

私も気づかなかった。今から思うと、その時もうすでにうちの家は壊れ始めていた。

 

明日、私は離婚をするのだけれど、

父や母には、申し訳ない気持ちでいっぱい。こんなに大切に私の幸せをねがって育ててくれたのに。あんなに大切な孫にこんな想いをさせてしまった。

 

私の大切な家族、私ももちろん、子どもたち、亡くなった父、母、兄弟を裏切り、傷つけた人を

 

どうでもいいと思いたいけれど、

やっぱり許せない。  

 

父に会いたいのかもしれない。